看護師ママが【自分に合う働き方】に出会った方法

働き方
ほしこ
ほしこ

10年間、子育てと仕事のバランスに悩んだよ!

独身時代は、夜勤ありのフルタイムでバリバリ働きました。
妊娠・出産・子育てを機に、ワークライフバランスの壁に直撃!

自分の時間、子どもの時間、看護師の時間のバランスがうまく調整できず、働き方に悩み続けました。

自分の時間がない
子どもとの時間も少ない
不規則な勤務でストレス過多
全てがうまくいかない様に感じました。

自分の体調不良を機に、【自分に合う働き方】と真剣に向き合いました。
4人の出産・育児を経て、働き方を試行錯誤し、【自分に合う働き方】に出会った方法です。

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【働き方】を変化させる

ライフステージの変化に応じて、理想の働き方も変化します。
結婚、妊娠、出産、子育て、子どもの人数、夫の勤務などが変われば、自分に合う働き方も変わって当然です。

ライフステージの変化に合わせて、働き方も変化させてよいのです。
家族の状況、自分の年齢・体調も変化するなかで、同じ働き方を貫くのは負担が大きいです。

看護師のメリットとして、働き方の多様性が挙げられます。
働く場所、働く時間の選択肢が多いです。ぜひ、このメリットを活かし、働き方を柔軟に変化させてください。

働き方のバランスが整うまでの経歴

ほしこ
ほしこ

育休▶︎仕事復帰を4回繰り返し、その都度【自分に合う働き方】を模索

1人目の仕事復帰:夜勤ありのフルタイム

3交代で月10回の夜勤をしていました。
家庭の事情で準夜(16ー1時)のみを希望。

そのため、「保育園のお迎え▶︎ご飯・お風呂▶︎寝かしつけ」を夫が担当する日が週に2−3回もあります

不規則な勤務のため、休日に母が不在の日も多かったです。子どもの発熱時も夫が有休を取ることが多いです。

日勤のみ2時間早く帰れる勤務を申請していましたが、その時間に帰れることは非常に稀でした。担当患者をもっていたので、自分の業務が終わるまでは帰れません。

夜勤ありフルタイムの感想
・子どもとの時間が少なく、夫の方が子育てをしている時間が多かった

・「もっと子どもとの時間を作りたい」と常に思っていた

・子どもが1人で、自分も20代後半で若かったので、夜勤ありフルタイムをこなすことができた

□メリット
・夜勤もガッツリ、フルタイムなので、給料は高い
・子育てをしながら、キャリアに遅れを取らない


□デメリット

・「看護師」の比重が重すぎて、「自分の時間」「子どもの時間」が蔑ろになる
・心身の負担が大きい

この勤務で、体調管理もでき、キャリアを継続する看護師ママもたくさんいました

自分に合うバランスはひとりひとり違うので、「自分に合う働き方」の答えは自分の中にしかありません

2人目の仕事復帰:夜勤ありのフルタイム

1人目と同様、夜勤ありのフルタイムで復帰しました

ほしこ
ほしこ

同じ部署に復帰だったので、環境に慣れていることもあり、フルタイムを選択

「夜勤は少なくして欲しい」と復帰前の師長の面談で伝えました

しかし、人員不足のため、「夜勤は少なくして欲しい」という希望は全く通りませんでした

夜勤ありフルタイムの感想
・1人目と同様に、「子どもの時間」が少ない悩みが加速
子どもの数も増えたのに、働き方は同じであり、負担が増えることは当たり前だった
ほしこ
ほしこ

「夜勤のない仕事」や「カレンダー通りの仕事」への転職も検討し始め、転職サイトに相談
その後、働き方を大きく変えるきっかけになる体調不良に見舞われます!

2人目の仕事復帰10ヶ月後、体調不良になる

夜勤ありのフルタイムを10ヶ月続けた頃、頭痛、耳鳴り、背部痛などの症状が出始めました。原因は、疲れ・ストレスでした。

夜勤ありのフルタイムが自分には負担が大きいとようやく気づきました。これを機に、働き方について真剣に検討しました。

自分の病院の子育ての制度を調べ、夜勤ありフルタイム▶︎夜勤あり週3勤務に変更することを師長に相談しました。制度として存在しているので、希望する限りは申請できました。

ほしこ
ほしこ

実はこの時期、不妊にも悩んでいました。
なかなか3人目を授からず、クリニックを受診。
内服や排卵チェックで通院中でした。

今思えば、体調不良、ストレス過多の状態のため、当然妊娠もしにくいです
その当時は、仕事のストレスで妊娠しにくいとは思いませんでした

週3勤務に働き方を大きく変える

夜勤ありの週3勤務に働き方を大きく変えました。
フルタイムの時の60%の勤務時間になりました。

週3勤務の感想
・「体が楽!」と心から思った。時間の余裕も心の余裕も格段に増えた。頭痛、耳鳴りなどの不調も一気に改善!

・「自分のペースに合う!」と鮮明に感じた。心身への負担がスーッと減った感覚があった

ほしこ
ほしこ

不妊で通院していましたが、体調が改善すると、翌月に妊娠が発覚!
やはり、仕事のストレスが原因だった様です

□メリット
・とにかく、心身の負担が少ない
・自分時間も作ることができ、子どもとの時間も増え、働き方のバランスが取れてきたのを実感
・勤務時間が少ないので、受け持ち患者や委員会などが免除

□デメリット
・勤務時間が6割に減るので、給料も6割に減る
・一線を退いて、キャリアが途絶えた感じがした

ほしこ
ほしこ

ほしこの場合は、時短勤務(正社員の制度)を利用
給料は減るけど、パートで週3働くことに比べると、かなり給料は良いです
ボーナスも6割はあります!

【自分に合う働き方】に出会うための方法として、最初に検討するのは

正職で働いている場合、まずは時短勤務の利用をおすすめ!

給料は減るものの、パートに比べると好条件で働けます
給料、有休、休暇、手当(扶養、家賃、通勤)などの福利厚生の充実は、正規職員の特権です

ただし、時短勤務を利用しても帰れない場合、そもそも時短勤務が利用できない場合など

その様な環境は、子育てと仕事が両立しやすい環境とは言えません。給料面だけに固執すると、過酷な環境で頑張りすぎてしまうことにつながります。

ママナースは働く環境によって、働きやすさが全く違ってきます
働きやすい環境に身を置くことを、積極的に考えて欲しいです

3人目の仕事復帰:平日日勤のみ

すでに4人目を妊娠して、仕事復帰しました。そのため、1ヶ月でまた産休に入ります。

産休までの期間が短いため、機能業務のみを行うことになりました。

□平日日勤のみの感想
・人生で初めて、カレンダー通りの勤務を経験。「子育てをしやすい働き方」だと感じた

・子どもの小学校、保育園に合わせて働ける。夜勤もないので、夜も一緒に過ごせるし、休日も一緒に遊べる

・子どもとの時間を大切にできる働き方であると思った

・夜勤がないので、体調面の影響も少ない

子育て中は、この働き方を希望する人は多いです
「子育てのしやすさ」を重視すると、ベストな選択だと思います
 
□メリット 
・子どもの保育園、小学校に合わせて働けるので、子育てがしやすい
・夜の時間、休日を一緒に過ごせるので、子どもとの時間を作りやすい
・夜勤がないので、心身への負担が少ない

デメリット
・常に子どもと一緒の生活リズムなので、「自分時間」がない
・平日日勤のみを希望すると、働く場所が限られる

 
ほしこ
ほしこ

「自分時間」が少ないことはデメリットですが、子育てのしやすさは1番です!
夜勤がないだけで、体調管理も非常にしやすい!

4人目の仕事復帰:4時間×週5勤務

9-13時の勤務です。フルタイムの半分の勤務時間です。
夜勤もありません。

ほしこの職場では、正職のままでこの勤務を利用できる制度があります。

今回は、全く経験のない部署であり、勤務時間も短いため、機能業務のみを行っています。清潔ケア、検査出し、食事介助などです。
機能業務に慣れてきたら、担当患者を持つ予定です。

4時間×週5勤務の感想
・ワークライフバランスが最高!仕事終わりに「自分時間」を毎日確保できるので、用事や買い物、マッサージ、美容院も好きなタイミングで行ける

「子どもの時間」も増えた。夜ご飯を準備して、16時に保育園のお迎えに行ける。仕事終わりに焦ってお迎えに行って、イライラしながら夜ご飯を作らなくていいのが非常に嬉しい。
心と時間に余裕があると、子どもの対応にも余裕が!

・キャパが狭いほしこは、ゆっくり新しい部署に慣れることができ、ストレスが少なく働けている

□メリット
・心と時間に余裕があると、子育てを楽しめる
・自分時間を確保できるので、自分を大切にできる
・自分、子ども、看護師のバランスが整い、全てに充実感がある
・自分のペースでゆっくり仕事に慣れる
・心の余裕があると、夫にも優しくなれる
・正職のままで、時短勤務が利用できる

□デメリット
・勤務時間が半分なので、給料も半分
・夜勤手当もない

ほしこ
ほしこ

自分と子どもを大切にできる働き方だと感じたよ!


【自分に合う働き方】に出会うために

10年をかけて、働き方を変化させてきました
ライフステージの変化に応じて、今の自分に合う働き方を考え続けてきました

その結果、「自分に合う!」と思える働き方に徐々に変化してきました

この先も、ライフステージの変化に合わせて、【自分に合う働き方】は変わっていくと思います

【自分に合う働き方】に出会うたった1つのコツは、【自分に合う働き方】を考えること
 
世間一般の働き方が自分に合うとは限りません
【自分に合う】をもっと大切にしてください
 
【自分に合う働き方】に出会う最初の1歩として
自分の理想の働き方を考える
❷その働き方ができる職場を探す

少しずつでいいので、行動に移してみてください!
 
\自分に合う働き方を考える参考に!/

\自分に合う働き方を探す参考に!/

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