大きな病院のパートが働きやすい!【勤務時間を選択・残業なし・高時給】

働き方

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子育てと仕事の両立に悩んだ時に、大きな病院のパート(非常勤)という働き方がおすすめです

大学病院、県立病院、市立病院などの診療科、病床数が多い大きな病院のパートが実は狙い目です!

ほしこ
ほしこ

ほしこは総合病院で13年勤めているよ!

実際に総合病院で働くほしこが、大きな病院のパートがおすすめな理由を解説します!

看護師ママ
看護師ママ

大きな病院ってハードルが高く感じるような

大きな病院と聞くと、高度な医療が必要な方で、重症な方が多く、働くのは大変なイメージです
もちろん、重症な方が多く入院しているし、専門的な知識、技術が求められます

そのため、子育てでブランクがあると、敷居が高く感じてしまいがちです

また、夜勤や残業があり、子育て仕事を両立するのが大変そうに感じます

確かに、正職で働くには、「残業、夜勤、休日出勤」がもれなくついてくる可能性が高く、子育てとの両立に悩む看護師ママが多いです

しかし、パートという働き方があるんです!

「残業、夜勤、休日出勤」もなく、高時給なことが多く、ブランクがあっても大丈夫!という働き方があったのです

大きな病院は大変なイメージがあるので、人気求人ではないし、穴場的な求人かもしれません

大きな病院のパートのメリット、デメリットを紹介するので、働き方の参考にして下さい

ほしこ
ほしこ

希望の働き方ができるかも!

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大きな病院のパートのメリット

勤務時間を選択できる

子育てと仕事の両立で1番重要なのが勤務時間ではないでしょうか

勤務開始時間については、

保育園の頃は、「朝の準備はバタバタなので、勤務開始は早すぎない方がいい」
小学生になると、「朝は自分で登校するので、ある程度早く出勤できそう」

勤務終了時間については、

保育園の頃は、「余裕を持って迎えに行きたいので15時がいい」
小学生になると、「学童に入れたので、17時でも大丈夫」

など、子どもの成長と状況に合わせて勤務時間を選択できます

【地方の総合病院の求人例を紹介】
①勤務時間:8:30−17:00
 週4日勤務〜可
 8:30−17:00の間の4時間以上〜可
②時給:1050円〜1500円 経験・資格によって変わります
上記は1例になりますが、このように4時間から勤務可能な求人も多いのです
ほしこ
ほしこ

ほしこの総合病院でも
9:00−13:00を週5日

8:30−16:00を週5日
8:15−17:00を週4日
などなど、色々な勤務時間の方がいるよ!

朝の30分や夕方の1時間は看護師ママにとって、とても重要です

自分の生活に合わせて、勤務時間が調整できるのは非常にありがいたいです

子どもの成長に合わせて、勤務時間を伸ばすなど、働き方を変化させることも可能です

夜勤がない

当たり前と言えば、当たり前なのですが、夜勤経験者のほしことしては、すごく大切なことだと思います

ほしこ
ほしこ

子育てしながら、3交替で月10回夜勤をしてたよ
子どもの精神的なダメージと、自分も心身の負担が大きく体調を崩しました

正職の病棟勤務では、どうしても夜勤がついてきます
しかも、人員不足(特に夜勤をできる人)の現場も多く、夜勤回数が多い職場も多いのが現状です

正職なので仕方なく夜勤はしていましたが、看護師ママにとっては負担が大きすぎるように感じました

ほしこ個人的には、「給料が下がっても構わないから、夜勤を辞めたい!」といつも思っていました
正職なので無理でしたが・・・

参考までに、夜勤手当の額です

三交代制で10回、2交代制で4回夜勤をすると月4−5万の夜勤手当が上乗せされます

収入面を見ると、夜勤はメリットと捉えることもできます

ただ、子どもが小さいうちは、夜ご飯を一緒に食べて、一緒に寝れることは、子どもの心の安定にとても大切だと感じました

また、子育てと夜勤の負担が重なり、自分自身も体調を崩しやすかったり、疲労感がありイライラしやすくなりました

夜勤を経験したからこそ、子どもと一緒に寝れることに感謝し、幸せを感じることができるのはよかったことかなと思います

「夜寝れること」は当たり前ではなく、有難いことだと気づけたことは、夜勤のお陰と言えます

【夜勤ついてはこちらを参考にして下さい】

残業がない

大きな病院のパート勤務であれば、外来配属である可能性も高いです
そのため、急な入院や急変もなく、定時で帰れることが多いです

また、例え病棟配属であっても、清潔ケア、検査出し、リハビリ出しなど機能業務を任されることが多いです

正職であれば担当患者を受け持つので、その日の業務が終わらなければ帰れません
また、担当患者の急変、即入の対応があれば残業があります

しかし、パートは受け持ちがいないので、基本的に定時で帰れます

「今日は定時で帰れるかな」と、ヒヤヒヤしなくてもいいのはありがいたいですし、時間と心に余裕を持って保育園、学童の迎えに行くことができます

精神的に負担が少ない

外来配属もしくは、病棟配属であっても担当患者が付かないので、精神的な負担が少ないです

朝の情報収集もないので、心に余裕を持って出勤できます
また、重症患者の処置やオペ出し・オペ迎え、急変対応は特に気を張っていなければいけませんし、仕事を終えた後にどっと疲れがきます

「今は子育てを優先し、心身共に余裕を持って働くことの方が大切」と思うのであれば、おすすめの働き方だと思います

時給も高い

パート看護師の全国の平均時給(2024)です

地域時給<アルバイト>時給<派遣>
北海道・東北1168円1490円
甲信越・北陸1232円1598円
関東1435円2081円
東海1328円2057円
関西1470円2069円
中国1199円1677円
四国1172円1522円
九州・沖縄1213円1795円

地域により時給に差はありますが、大きな病院のパート勤務は、平均時給より高い求人が多いです

【派遣についてこちらを参照】

院内保育園が利用できる

大きな病院の場合、院内保育園を設置している所も多いです
院内保育園は、その病院で働く医療従事者をサポートする福利厚生の1つです

働きたいけど、保育園の空きがなく困っている場合、院内保育園に空きがあれば利用できる可能性があります

【院内保育園についてはこちらを参照】

急な休みが取りやすい

看護師ママが子どもの急な発熱で休みを取ることはよくあります

大きな病院であれば、そもそものスタッフの人数が多いです
外来勤務であれ、病棟勤務であれ、人数が多いのでフォローが効きます

特にパート勤務であれば、担当患者も付いていないので、休んでも支障が少ないです

もちろん、急な休みは申し訳ないですし、周りの負担が増えるのは承知です

これが、クリニックや施設勤務で、そもその看護師人数が少ない場合、休みたくても休めない可能性も出てきます

夫や祖父母の協力が得られず、子どの体調不良は自分が対応するしかない方にとっては、大きなメリットです

大きな病院のパートのデメリット

パート勤務にはデメリットもあります
しっかりデメリットも知ることで、後悔のない選択をすることができます

給料が下がる

正規職員よりも、どうしても月収、年収は下がってしまいます

また、給料は時給制になるので、勤務時間が短くなったり、勤務日数が減れば、当然その月の給料は少なくなることに注意しましょう

ほしこ
ほしこ

収入も大切なので、時給や勤務時間をうまく選択して、自分に合う働き方を実現したいですね!

ボーナスがない

基本的に昇給や賞与がない場合が多いです

待遇が良いところでは、パートでも賞与が支給されるようになってきました
しかし、正規職員の額と比べると非常に少ないのは事実です
特に、大きな病院の正規職員はボーナスがしっかりもらえるので、比べてしまうとがっかりします

福利厚生が受けれない

正規職員と比べると、福利厚生の恩恵が少ないです

①退職金制度は適用外の場合が多い
働いた年数に関わらず、退職金がない病院、施設が一般的です
どんなに技術があっても、どんなに長く勤めても、退職金がないのは悲しいものです
退職金に代わるお金の積み立てを検討する必要があります

②社会保険に加入できない可能性がある
社会保険は、労働日数や時間によって加入要件が決まっています

 
加入要件
●1週間の所定労働時間および1ヶ月の所定労働日数が、同じ事業所で同様の業務に従事している正社員の4分の3以上の人
●上記、正社員の4分の3未満の人であっても、①〜⑤の条件を全て満たす人
①従業員数51人以上の企業で働く、以下の全てを満たす人が加入対象です
※2024年10月から「従業員数101人以上▶︎51人以上」に変更
②週の所定労働時間が20時間以上
③月額賃金が8.8万円以上
④2ヶ月を超える雇用の見込みがある
⑤学生以外

社会保険に加入することで、社会保険料が天引きされて手取り額は減ります

社会保険料は、給与にもよりますが、おおよそ給与の約15%が天引きとなります

社会保険料の負担は大きいですが、もちろん得られるメリットがあります

社会保険に加入するメリット
□将来もらえる年金が増える
□障害への保障が充実する
□傷病手当金が受け取れる
□出産手当金(産休を取得した際に支給される手当)が受け取れる

 社会保険に加入することで、病気やケガ、障害、出産で働けなくなった時に、給付などの保証を受けられます

万が一の時に備えての安心感が得られます

スキルがおちる

メリットとして書きましたが、パートになることで、業務内容が軽いものになる可能性が高いです

例えば、大きな病院であれば外来勤務であったり、病棟であっても担当患者は持たず、機能業務のみであったりします

そうすると、心身ともにストレスは軽減されますが、処置や治療、オペ出し、急変対応などの経験を積めなくなるので、スキルを磨く場面が減ってしまいます
人によっては、デメリットに感じる人もいるかもしれません

また、昇給は難しくなります
主任看護師、副師長、師長などの役職がつくのは、正規職員です

ほしこ
ほしこ

しかし、1度看護の仕事を離れるよりは、パート勤務で働き続けることで、今後の選択肢が大きく広がるよ!

悩める看護師ママへ

今は子育てを優先したい自分の気持ちを大切にし、悔いのないように子育てに向きあうことも、勇気ある決断だと思います

子育ては永遠には続きません
十数年で子どもは巣立っていきます
その後は、「フルタイムに戻してガッツリ働く」こともできるし、「パートで時間を選択して働く」ことだってできます

1度決めた働き方を一生続ける訳ではありません

その時その時で、「今の自分に合う働き方」を選択できるのがベストだと思っています

また、「自分に合う働き方」は一人一人違います

もちろん、子育てしながらフルタイムでバリバリ働いてる看護師ママもいます
そんな看護師ママを見ながら、「神か?!神様なの?!」と正直思います

ほしこには、それができませんでした
精神的にも体力的にもキャパオーバーになってしまいました

人と比べると、自分が全然できていないように感じ、戦力にもなりきれず中途半端な看護師でごめんなさいと申し訳なく思うこともあります

ただ、一人一人生まれ持ったものも、大切だと思うものも、やりがいも価値観も違うのです

「自分の気持ちを自分が大切にしてあげる」
「自分を犠牲にせず、自分ができることで看護師として貢献する」

この2つを今は大切にしています

看護師ママが自分に合う働き方で、子育ても仕事も楽しめることを応援しています!

自分に合う働き方を見つける参考にしてください
大きな病院のパート勤務もあります

ほしこ
ほしこ

ほしこも自分に合う働き方を探すのに、活用しているよ!

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