看護師にうつ病が多い理由と3つの対処法

働き方
ベテラン看護師
 

仕事に行くのがつらい・・・

体もしんどいし休みたい・・・

心と体の不調を感じることは誰しもあります。

しかし、心身の不調が長引いてはいないでしょうか?

看護師は仕事柄、心身の不調を抱えるリスクが高いです。
この記事では、「看護師がうつ病になりやすい理由」「うつ病のサイン」を解説します。
まずは、自分の状態を把握しましょう。

心身の不調を感じた時に使える制度も紹介します。

無理して頑張り過ぎる前に、早めの対応ができるように参考にしてください。

ほしこの職場でも、心身の不調で長期の休みをとる方を何人も見てきました。
1番やってはいけないことは、無理して頑張り続けることです。

看護師は、責任感や向上心を求められる環境に常にいます。
だからこそ、本当に体調が悪くなるまで頑張ってしまうように感じます。

早めの対応で、自分を守ってあげてください。

 

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看護師がうつ病になりやすい理由

日本では、100人に約6人が生涯のうちにうつ病を経験しています。
年々、うつ病は増えており、誰しも発症するリスクがあります。

女性の方が男性よりも1.6倍くらい多いことが知られています。
女性は、ライフステージに応じて、妊娠や出産、更年期と関連が深いので注意が必要です。

看護師は仕事柄、なぜうつ病のリスクが高いのかを解説します。

  1. 命に関わる仕事であり、常に責任感を強く感じる
  2. 体力も必要であり、ミスがないように集中力も必要。心身共にストレスを強く感じる。
  3. 人員不足のため、仕事量が多い現状がある
  4. 不規則な生活で、睡眠の質が悪くなったり、ホルモンバランスを崩しやすい
  5. 女性の多い職場であり、人間関係の悩みが多い
    良くも悪くも女性は細いことに気づきます。また、自分と違う意見を尊重しにくく、陰口や噂話の原因に。
 
 
新人看護師

経験の少ない看護師は、新しい環境や慣れない仕事にストレスを感じるよ
覚えることがたくさんあり、キャパオーバー!

苦手な先輩との人間関係も苦痛・・・

ベテラン看護師は、責任のある立場になり、リーダーの業務が増えるよ

周りからの期待がストレスに・・・

 

若い看護師もベテラン看護師も、それぞれの年代で悩みやストレスがあります。
心身の不調はいつ誰にでも起こり得ることです。

うつ病のサイン

心に現れるサイン

うつ病の原因はよく分かっていませんが、感情や意欲を司る脳の働きに何らかの不調が生じているものと考えられています。

  1. 1日中気分が落ち込む、何をしても楽しめない
  2. 悪いほうにばかり考えてしまう
  3. 自分がダメな人間だと感じてしまう
  4. 重症になると「死んでしまいたいほどつらい気持ち」を感じる

体に現れるサイン

心の症状に気づく前に、体の不調が現れることもあります。

  1. 食欲がない
  2. 性欲がない
  3. 眠れない、過度に寝てしまう
  4. 体がだるい、疲れやすい
  5. 頭痛や肩こり
  6. 動悸
  7. 胃の不快感、便秘や下痢
  8. めまい
  9. 口が渇く

心身の不調を感じた時は、自己判断せず、精神科、心療内科に早めに相談しましょう。
早めの対応が、回復の早さにもつながります。

周囲の人にもわかるうつ病のサイン

周りの人の「いつもと違う」変化に気づいたら、もしかしたら、本人は苦しんでいるかもしれません。
早めに受診すること、しっかり休養をとることを伝えてください。

  1. 表情が暗い
  2. 自分を責めてばかりいる
  3. 涙もろくなった
  4. 反応が遅い
  5. 落ち着かない
  6. 飲酒量が増える

みんなのメンタルヘルス 厚生労働省

うつ病|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
こころの病気といっても、種類も症状も様々。病名をつける方法は体の病気とは考え方が異なり、主に症状や持続期間、生活上の支障などから診断名をつけます。

心身が不調の時にするべき対応

今の環境から離れる

「あの人との人間関係に疲れた」

「夜勤の後に体調を崩す」

「この部署の仕事が向いておらずストレスだ」

今の仕事に強いストレスを感じていれば、その環境から離れましょう。

その環境から離れることで、精神的ストレス、身体的ストレスから解放され、症状が軽減する可能性があります。

自分心と体を犠牲にしてまで、その環境で頑張る必要はないと思います。

1番大切なのは、あなたの心身の健康であり、命です。

しっかりと休養をとる

無理して頑張り続けると、症状が悪化する可能性があります。

まずは、しっかりと休養をとることが大切です。

職場に相談し、休みをもらいましょう。

人員不足や人間関係のため、相談しにくい場合もあると思います。
その時は、早めに精神科・心療内科を受診し、自分の状態を把握しましょう

休養が必要と判断されれば、診断書がもらえます。
診断書を提出することで、スムーズに休みがもらえます。
早めの対応ができ、休養に専念できます。

診断書を提出することで、傷病手当金が受けられます。

傷病手当金を受けることで、経済面の不安が減り、しっかり休養をとることができます。

 

働き方を考える

心身が不調の時は、適切な判断ができなくなっています。

優先すべきは体調を整えることです。
体調が回復したら、自分に合う働き方を探しましょう。

復職し、働き方を変える方法をもあります。
「日勤のみ」「週3日勤務」など、自分に合う働き方に変えます。

退職し、仕事のことは考えず、しばらくは休養に専念する方法もあります。

転職し、自分に合う働き方を探す方法もあります。

ぜひ、自分に合う方法で、自分を大切にする働き方をしてください。

 

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