時短勤務をしたいけど、給料が減るのが心配!
ほしこの様なお悩みを抱える人はいませんか?
気にはなるけど、聞きづらいのが給料事情です
病棟で時短勤務中のほしこの給料を公開します
時短勤務の給料計算とリアルな給料を参考にしてみてください
給料事情を知って、時短勤務を選択することで、収入の不安が減らすことができます
\時短勤務のメリット・デメリットはこちら/
時短勤務の条件とは?
子育てや介護を理由に、通常の勤務時間より短い時間で働く勤務形態です
短時間勤務制度は、育児・介護休業法により定められた制度です
1日の所定労働時間を6時間とすることが法律で決められています
育児では「子が3才に達するまで」取得可能です
それぞれの職場の勤務形態に応じて、利用可能な時短勤務が限られてくると思います
大きな病院で、時短勤務制度が決められている場合、どのような働き方が可能か確認してください
小さなクリニックや施設で、制度がない場合は、自分の希望を相談してみてください
・3才未満の子どもを養育していること
・1日の労働時間が6時間以下でないこと
・日々雇用でないこと
・1週間の所定労働日数が3日以上
・入社から1年以上
時短勤務の給料計算
時短勤務の給料は?
フルタイムと比べて、給料、賞与は減る場合が多いです
給料はどれくらい減額になるのでしょうか?
減額は時給換算で計算します
(Aさんの場合)
フルタイム8時間▶︎時短勤務6時間に変更
給料は6/8に減額されます
つまり、今までの75%の給料になります
(ほしこの場合)
フルタイム8時間▶︎時短勤務4時間に変更
給料も半分に減額されます
=基本給×勤務時間÷所定労働時間
(Bさんの場合)
基本給24万、月20日勤務、勤務時間を8時間▶︎6時間に変更
基本給×勤務時間÷所定労働時間
24万×(20×6)÷(20×8)=18万
つまり、時短勤務により基本給24万▶︎18万になります
各種手当も減るの?
通勤手当・夜勤手当・休日手当
労働日数や労働時間に応じて支給されます
時短勤務をした場合、労働日数や労働時間によって減額になります
役職手当・資格手当
勤務日数や勤務時間を問わず、あらかじめ就業規則で定められています
住宅手当・扶養手当
勤務日数や労働時間に関係なく支給されるものです
あらかじめ就業規則で定められています
手当の有無、支給額、支給要件は職場の就業規則により異なるので、確認してください
時短勤務=減額のイメージですが
正規職員のまま利用できるメリットは大きいよ!
正規職員の福利厚生(扶養手当・住居手当・賞与など)を考えると、パートに変更するより好条件です
「自分に合う働き方」を探す1つ目の手段として「時短勤務」をおすすめします
時短勤務の給料を公開
ほしこのリアルな給料
9−13時を週5日
実際の給料を公開します
地域、職場、勤続年数に応じて違うので、参考程度にみてください
総支給額 | 198,193円 |
控除額 | 59,544円 |
手取り | 138,649円 |
通勤手当、扶養手当も含んでるよ!
ほしこの職場は、扶養手当が子ども1人につき1万です
子どもが4人いるので、扶養手当が4万つきます
各種手当が充実しているのが、正規職員の最大のメリットです
参考までに、パート勤務に切り替えて、同じ勤務時間にすると、手取りが10万円を切るので、時短勤務が利用できる期間は、利用を継続しようと考えています
住民税が0円?
住民税は前年の1月1日〜12月31日までの所得に対して課せられ、その年の6月から翌年5月にかけて、12回に分割して給料から天引きされます
産休・育休中の給付金には課税されません
出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金は、所得ではないため、住民税も発生しません
育休明けの住民税は、発生しないか、少額の場合が多いです
社会保険料が高すぎる?
給料明細を見て、期待よりも手取額が少なく、驚いた方はいませんか?
理由は、社会保険料は初回の給料から引かれています
時短勤務を選択した方も、産休育休前にフルタイムで働いていた場合、初回保険料はフルタイムの給料を基に計算されます
そのため、給料は時短勤務で減ったのに、社会保険料はフルタイムの金額と同じ額が引かれるので、手取りが少なくなります
大丈夫!救済制度があるよ!
「育休等終了時改定」という制度があります
時短勤務になると、給料が減ることが多いです
育休明けの保険料負担を軽減するための制度です
この制度が適応されれば、育休復帰後に3ヶ月だけ高い社会保険料を払えば、4ヶ月目からは時短勤務に応じた適正な社会保険料に改定されます
時短勤務を選択し、育休復帰後の給料が少なくて驚くかもしれませんが、4ヶ月目以降は、手取額がいくらか増えることになります
まとめ
時短勤務の給料事情を紹介しました
フルタイムに比べれば、給料は減りますが、住民税、社会保険料の負担を軽くする制度もあり、引かれる額も少なくなります
これらの制度があることも知り、時短勤務を検討する参考になればと思います
時短勤務で得られる時間のゆとり、心のゆとりのメリットは大きいよ!
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