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ほしこは看護師4年目で妊娠し、5年目で出産しました
授かり婚でしたので、妊娠発覚後に結婚をしました
同期の中では、妊娠・出産は早い方でしたが、「5年目がベストなタイミング」と感じました
その後は、育休復帰▶︎2ヶ月〜2年働く▶︎産休・育休を繰り返し、4人の子どもに恵まれました
当たり前ですが、いつ妊娠しようと個人の自由ですし、ベストなタイミングも人によって違います
自分が良ければ、それがベストなタイミングです
しかし、今後の看護師キャリアや働き方を考えた時に、妊娠・出産は大きな分岐点です
不規則な勤務、夜勤の多い勤務、日々の残業を今までの様に続けることが難しくなるからです
働き方を見直すタイミングと言えます
子育てと仕事の両立を目指し、今の職場で働き方を変える場合も別の職場に転職する場合も、それまでの経験年数によって、選択肢の幅が変わってきます
ほしこは思うのです
「子育て」を取るか、「仕事」を取るか
と言う2択ではなく、両方のバランスをとって、両方を大切にしたい
本当は職場がそれを全面的にサポートしてくれたら良いのですが、まだまだ子育て制度は発展途中です
自分の力で、うまくキャリアを積んで、ちょうど良い働き方を賢く選択していかなければ、誰も助けてくれません
そのためにも、妊娠・出産の時期は、今後の働き方にかなり影響します
ほしこの経験的には、「5年目がベストなタイミング説」の方と、「8年目がベストなタイミング説」の方がいるので、理由を解説しています!
妊娠・出産という素晴らしいライフイベントを楽しむための参考にしてください
5年目がベストな理由
こんな方は、看護師5年目の妊娠・出産が向いています
□早く産休・育休で休みたい
□子どもは2人以上ほしい
一通りの経験が積める
2年目 ひとり立ち
3年目 プリセプターになり、後輩のサポート
4年目 看護研究を経験
5年目 リーダー業務開始
4−5年働くと、看護師として必要な経験を一通り網羅でき、後輩をサポートする力や周りを見て動く力も備わってきます
実際に、訪問看護など1人でケアを行う必要がある職場など「経験年数5年以上」と指定のある場合もあります
子育てを機に転職する場合にも、「経験年数4−5年」あることは強みになります
また、「転職してもやっていける」という自分の心の余裕にもつながります
出産適齢期に産める
30代40代も妊娠は可能ですが、やはり妊娠適齢期と言われる20代と比べると妊娠確率は低下するのが現実です
年齢 | 1周期あたりの妊娠率 |
20代 | 25−30% |
30−34歳 | 25−30% |
35−39歳 | 18% |
40−44歳 | 5% |
45歳 | 1% |
30代後半以降、一気に妊娠率が下がっていきます
もし、2人、3人、4人・・・と、子どもが欲しい方は、20代半ばで1人目を産むと、その後の妊娠・出産計画も余裕を持って検討できます
また、子どもの人数が未定の方や年齢差があるきょうだい構成を考えいている方もいると思います
現時点で、そこまでは考えていなくても、実際に1人目を出産した後、ほしこの様に「子どもって可愛い!たくさん欲しい!」と思うかもしれません。また、「子育って大変!2人目は、5歳差がいい!」と、思うかもしれません
20代半ばであれば、今後の家族計画も余裕を持って考えたり、自分の希望を叶えられる可能性が高くなります
高齢出産した場合、妊娠率の低下により、次の子どもを思う様に妊娠できない確率は高くなります
また、妊娠、出産のトラブルが起きるリスクも高くなります
出産はゴールではなく、スタートです
現実的に20代、30代、40代と体力が低下するのは避けられません
子育ては自分の体調が整ってこそできるものです
体力と若さがある20代に子育てを開始できて良かったとほしこは思っています
20代で2人、30代で2人出産したよ
産後の回復は、20代が断然早かった!
きょうだいを作りたいと思っている方は、20代からの妊娠・出産をおすすめします
その後の家族計画を余裕を持って考えれますよ!
育休復帰後の適応がスムーズ
産休、育休で1年前後の休みを取得する方が多いです
ほしこも4回育休復帰を経験しましたが、毎回非常に不安になります
1年働かないと、「本当に働けるのか?私は大丈夫なのか?」と、不安しかありません
育休復帰前に、4−5年の経験があれば、ある程度の看護技術が身についてますので、復帰後の適応がスムーズです
慣れるまでの最初の3ヶ月を乗り越えれば、働く感覚が戻ってくるのも早いと思います
8年目がベストな理由
こんな方は、看護師8年目の妊娠・出産が向いています
□子育てしながら、バリバリ働きたい
□子どもは1人か2人を希望
キャリアを積める
8年の経験を積めば、頼れる中堅看護師となっています
自分の知識・技術の成長はもちろんですが、新人指導、学生指導の経験もしている頃です
「認定看護師を目指したい」「指導をするのが好き」など、自分の好きな分野や目指したい道も見えてくるかもしれません
妊娠・出産後も看護師を続ける方が多いと思います
一生続ける仕事であれば、やりがいを持って働いた方がいいに決まっています
独身で多少の無理が効く時に、しっかりキャリアを積んで、自分の道を探す方法もおすすめです
今後の働き方の選択肢が広がる
しっかりした看護師経験があるので、育休復帰後の働き方も選択肢が増えます
子育てと仕事を両立しながら、自分の目指したい分野に進むのもあり、管理職を目指すのもありです
また、しばらくは子育てに重きを置いて働きたいと思う人も多いです
転職を希望する際にも、8年の経験があれば、即戦力として評価されますし、自分の自信もあるので、一歩が踏み出しやすいです
8年間の知識・技術があり、8年間看護師を続けてこれた精神力は、かなり強みになるし、採用側にも評価されます
日本の平均的な出産年齢
厚生労働省の人口動態調査によると、2022年の日本の平均初産年齢は30.9歳となっています
(2024 1月時点のデータ)
第1子の出産年齢は1975年25.7歳、1995年27.5歳、2020年30.7歳、2022年30.9歳と、上昇し続けています
看護師8年目は、日本の平均的な初産年齢であり、友達の出産報告も増える頃ではないでしょうか
35歳頃から妊娠確率も急激に低下します
35歳以上の初産は、高齢初産婦と言われ、流産、早産、染色体異常、妊娠高血圧などのリスクも年々増加傾向にあります
したがって、20代、30代前半が妊娠適齢期と言われています
妊娠、出産のリスクはなるべく避けたいものです
仕事のキャリアと生物学的な妊娠適齢期を考慮すると、8年目あたりがベストかと思います
2人目を検討しやすい
30代はじめで1人目を出産した場合、「最初は1人でいいわ」と思っていても、「やっぱりきょうだいが欲しい」と思う可能性もあります
また、もともと2人以上を希望している方もいると思います
その様な時に、30代前半の妊娠適齢期に2人の子どもを産むことも可能です
30代後半、40代での妊娠・出産をしている方もたくさんいますし、出産年齢に良い悪いもありません
ただ、35歳頃から妊娠確率が低下するのも事実です
流産、早産、染色体異常、妊娠高血圧などのリスクも年々増加傾向になります
出産時期を検討する際に、年齢も重要だと思います
1−3年目の妊娠・出産はどうなの?
ほしこの職場でも、1年目、2年目、3年目で妊娠・出産する人ももちろんいました
何事もメリットがあれば、デメリットもあるので、参考に読んでください
メリット
とにかく体力がある
20代半ばで妊娠・出産できるので体力が桁違いです
20代半ばと言えば、日勤終わりに飲み会や夜勤明けに遊んだりしていました
疲れた時の回復も早い早い!
そんな年齢で出産・子育てできるのですから、産後の回復も早いし、子育ての体力も備わっています
学歴や仕事など社会的なことを無視すれば、生物としてはこの時期に出産・子育てするのがベストな気がします
生物としては、20代の桁違いな体力は、妊娠・出産のためのものでは・・・?
子育てと仕事の両立も若さでカバー
育休復帰後の子育てと仕事の両立は相当な体力が必要です
何やかんや言っても、体力勝負で乗り越えることができちゃいます
経験が浅いので、仕事復帰後に覚えることも多いですし、勘が戻るまでに時間がかかるかもしれません
ただ、若いので吸収も早いし、覚えも早いです。体力もあるし、疲れた時の回復も早いです
経験が少ないぶんは、育休復帰後にいくらでも取り返せます
30代後半になって思いますが、体力の衰えをひしひし感じますし、とにかく疲れが取れない・・・
歳を重ねてから気付きますが、若さと体力は強みなので、1−3年目で妊娠した方は、自信を持って進んでほしいです
何とかなるから大丈夫!
子育て後の人生が長い
妊娠適齢期は非常に限られた期間です
しかし、仕事適齢期は非常に長いし、出産後も何十年と働けます
1−3年の経験なんて、その後になんぼでも積めますし、取り戻せます
例えば高齢初産婦で出産した場合、2人目も急いで検討する必要があります
しかし、20代で出産した場合、しばらく仕事復帰して、歳の差をあけることもできます
そうしている間に看護師経験も積めますし、人生設計も余裕も持って検討できます
仕事が全てではないので、1−3年目の妊娠・出産も自分が望むなら問題なしです
デメリット
子育てしながら、経験を積む
これから経験を積むぞ!というタイミングで、産休・育休に入ることになります
ということは、育休復帰後、子育てをしながら、同期や後輩が積んでいった経験を追いかけることになります
看護技術の習得はもちろん、プリセプターの経験や看護研究を任命されることもあります
1−4年目の課題を子育てをしながら、乗り越えることになります
もちろん出来ない事はない課題ですが、独身で融通が効く時の方が取り組みやすい課題ではあります
この一通りの課題を終えてから産休・育休に入った方が復帰後が楽な場合はあります
転職が不利
子育てと仕事の両立に苦戦し、転職を検討する方も多いと思います
そんな場合に、例えば「看護師歴1年で1年のブランクあり、子どもがいるので夜勤なし、土日祝休み、急な休みを申し出る可能性もあるます」という状態になります
施設やクリニックなど、看護師人数が少なく指導体制が整っていない職場、即戦力が欲しい職場、訪問看護など1人で看護を行い、判断が求められる職場などもあります
その様な職場を希望した場合に、看護師歴が短いことが不利になります
職場によっては、「経験年数5年以上」など指定がある場合もあります
まだ、新人教育が整っている職場を希望すると、総合病院、大学病院などの大きい病院になります
その様な場合、夜勤、残業による仕事と子育てのバランスが難しくなります
ほしこも総合病院で働いています
実際、子育てと仕事のバランスを10年間模索しました
看護師経験が5年以上ある事で、すぐに希望の働き方が実現できる可能性は高まります
周囲の風当たりが強い
多くの方が「おめでとう」の気持ちで接してくれるし、配慮をしてくれると思います
妊娠・出産は個人の自由なので、自分がよければそれでいいのです
しかし、中には昔の考えのお局様や性格が悪い独身のお局様がいらっしゃるのも現実です
若い看護師の妊娠をよく思わず、悪口を言われたり、風当たりが強くなる場合もあります
自分の人生に集中し、自分の人生を楽しんでいたら、他人の人生なんて気になりません
他人の人生を悪く言ってくるお局様は、「さみしい人生を送っているかわいそうな人」くらいに流してしまいしょう
耐えられるのであれば、産休までの我慢と思い、気に留めずにいましょう
あまりにも対応がひどい場合には、信頼できる上司や先輩、同僚に相談し、サポートしてもらいましょう
育休復帰後は、こんなお局様と一緒に働く気持ちになれないと思います
部署移動を申し出たり、転職をする事でグッと働きやすくなります
看護師ママは、自分が身を置く環境で、働きやすさが全く違ってきます
周囲の理解があり、人間関係が良い職場は必ずあります
その様な場所で働く事で、仕事と子育てを両立しやすくなること間違いなしです
自分の努力も大切ですが、働く場所を変えるだけで、働きやすさが激変したよ!
まとめ
これから、妊娠・出産を検討している方は「5年目ベスト説」「8年目ベスト説」をほしこの経験談として参考にしてみてください
すでに妊娠されている方は、例え何年目であっても大丈夫です!
色々書きましが、何年目であってもメリット・デメリットはあります
若ければ妊娠・出産のリスクが低いし、産後の回復も早く、子育ての体力もあります
高齢であれば、そのぶん看護師のキャリアが長いので、子育てしながらの働き方の選択肢が広がります
自分の人生なので、自分がよければ、それで大丈夫なのです
自分の人生に、他人の許可は必要ありません
ほしこの経験談として、一つ言える事は、「働く環境を選ぶことは大切」ということです
子育てしながらの仕事はとても大変です
夜勤が難しかったり、保育園のお迎えがあるので定時に帰りたいし、子どもの発熱で急な休みもしばしばです
子育てと仕事の両立には、周りの理解と協力が非常に重要です
働き方を試行錯誤し、自分らしく働ける場所に出会えたよ!
人間関係が良い職場は必ずあるし、子育てへの理解がある職場も必ずあります
子育てしやすい場所を自分で選ぶ事は、子育てと仕事を両立させるために、1番大切です!
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