育児休業は、職場に復帰することを前提とした制度です。
しかし、いざ復帰すると子育てと仕事の両立が難しいこともあります。
□今の働き方では子育てと仕事の両立は難しい
□心身ともに疲れて、余裕がない
□時短勤務をさせてもらえない
□職場がママナースへの理解がない
このような状況で無理して働く必要はないと思います。
ライフステージに応じて理想の働き方は変わるものです。
また、人それぞれ心地よい働き方は違って当たり前です。
子育てしながら、夜勤ありのフリタイムでバリバリ働きたい人もいるし、
週3勤務で、時間に余裕を持って働きたい人もいます。
働き方に間違いや正解はありません。
自分に適した職場で心地よい働き方を見つければよいのです。
ただし、【育休明けの転職】には注意点があります。
知識を味方につけることで、自分にとってより良い選択ができます。
理想の人生を手に入れるのために、後悔しない選択をしてください!
\【育休中の退職・転職】を考えている方へ/
育休中の退職・転職も可能です!注意点を解説しています。
育休明けの転職【4つの注意点】
育休明けの転職を考えた場合、注意すべき点があります。
知らずに転職した際、今より働きにくくなる場合もあるので、知識を味方につけて選択して下さい。
ママナースにとって、働く場所、働き方を選ぶことはとても重要です。
今いる場所によって、子育てと仕事の両立のしやすさが全く違ってくるからです。
自分にとって最適な環境に身を置けるように、後悔ない選択を応援しています!
時短勤務が使えない
子どもが3歳になるまで勤務時間を短くできる「時短勤務制度」を利用したい人は多いです。
しかし、時短勤務が入職後1年は対象外となる場合も多いです。
転職すると、最初の1年間は時短勤務ができない可能性があるので、確認する必要があります。
有給休暇がもらえない
勤続6ヶ月以上で付与されます。
労働日数が週5日以上または労働時間が週30時間以上で、勤続6ヶ月で10日付与されます。
労働日数が週4日以下かつ労働時間が週30時間未満で、勤続6ヶ月で1〜7日付与されます。
子どもが小さいうちは、急な発熱は避けては通れません。
有休が付与される前に休んだ場合、欠勤となり給料が減ります。
「子の看護休暇」も、勤続6ヶ月以上で付与される場合が多いです。
転職先の制度を確認し、自分が納得できるかを確認してください。
保育園の内定が取り消しになる
保育園の内定が決まっていた場合、申請した職場と復帰する職場が異なる場合は、内定が取り消しになり、再申請が必要な自治体もあります。
また、勤務時間や労働日数が変わることで、優先順位も変わり、内定に影響する可能性もあります。
転職をする前に、保育園の内定について市役所で確認をしてください。
保育園が決まっていないと、採用が難しいと判断される場合もあるので要確認です。
ほしこの自治体では、申請時の職場に1日でも復帰すれば内定取り消しにはならないと言われたよ!1日も復帰せずに転職する場合は、内定取り消しのため再申請だよ!
内定取り消しにならない場合、求職活動をしている期間は「保育を必要とする期間」と見なされるので保育園が利用できます。しかし、一定の期間をすぎても仕事が決まらない場合は退園となります。自治体によって異なりますが、1〜3ヶ月が多いです。
ほしこの自治体では、求職期間は2ヶ月と決まっています。
それを過ぎると退園になるので注意です!
転職先が決まらない
子育てをしながら転職をする場合、働き方を制限することも多いです。
□17時で帰りたい
□夜勤なし
□子どもの発熱時、急な休みが必要
□日祝は休み
□育休中のブランクがあり、技術の衰えが不安
「失敗したくない」という気持ちがあるので、人は環境を変えるのが怖いです。
今、自分が思う理想の働き方も実際やってみないと、本当に自分に合っているかは誰にもわかりません。「転職先が自分に最適なのか」は、考えていても分からなくて、実際転職してみないと本当のところはわかりません。
今よりもやりたいと思う職場、今よりもわくわくする働き方であれば、試してみる価値はあると思います。
自分の気持ちを大切にして、新しい1歩を踏み出すことを応援しています!
希望が多いママナース だからこそおすすめです
情報収集、相談だけでも大きな前進になると思います
失業保険(失業手当)はもらえる?
失業保険とは、失業中の生活を心配しないで新しい仕事を探し、1日も早く再就職できるよう、失業手当を支給する制度です。ただし、すべての人が失業手当を受け取れるわけではありません。
育休明けに退職した場合、条件を満たせば失業手当を受け取ることができます。
失業手当があると、経済面で安心でき、余裕をもって自分に合う仕事を探すことができます。
□すぐにでも働ける状態で、積極的に就職活動をしている
□仕事を辞める前の2年間に、雇用保険への加入が12ヶ月以上ある
産休・育休中はこの期間に含まれない。退職前に直近2年間のうち、病気や出産・育児で働けなかった期間がある場合には、最大4年までさかのぼって雇用保険の加入期間となる。
育休明けは失業保険が少ない?
失業保険は、退職前の6ヶ月の給料を基準として、受給額が決まります。
育休中は、育児休業給付金(育休手当)が支給されており、基準となる給料は0円です。
そのため、育休に入る前の6ヶ月の給料で計算されます。
育休後、しばらく職場に復帰してから退職する場合もあると思います。
時短勤務やパートで復帰した場合、失業保険の基準となる給料が下がるため、受給額が少なくなる可能性もあります。
退職・転職したママナースの体験談
育休後に復職か転職か悩んだ
Mさん
育休後に元の職場に戻るか、別の職場に転職するか迷いました。
元の職場は、フルタイムで夜勤ありのため、子育てをしながら続けることが不安でした。
忙しい急性期病院であることも、ストレスでした。急変や入院による予測できない残業も負担でした。
育休をもらっていたこともあり、時短勤務で1年だけ働いてから転職しました。
\病棟看護師の参考に/
妊娠を機に退職
今の職場には戻らないと決めていたので、産休だけもらい退職しました。
子育てしながら同じ働き方は難しいと思うし、職場の人間関係にも疲れていました。
退職するので、育休手当をもらえないのは残念ですが・・・。
子どもが1歳になる頃に転職活動を始めようと思います。
\看護師を続けるといいことが!/
自分に最適な方法で看護師を続けていくメリットは多いです。
育休中・育休明けの退職を迷っています
Hさん
現在、育休中ですが、子どもとの時間を大切にしたいと思うので、退職しようと思っています。
育休中か育休明けか、しばらく復帰してから退職するか・・・。
いつ退職するのがよいか迷っています。
\退職のタイミングを解説/
続けて育休をとるのはありですか?
Fさん
年齢のことを考えると2人目も早めにほしいです。
仕事復帰すると大変なので、1人目の育休から続けて2人目の育休をとるのはありですか?
職場からの批判も気になります。
ほしこの職場でも、続けて育休をとる人は何人もいました。
もしくは、育休明けで妊婦の人もたくさんいました。
数ヶ月働いて、また産休・育休ですね!
そういうほしこも、2ヶ月だけ復帰して、また産休・育休パターンもありました!
出産できる年齢は限られています。ほしいタイミングで授かるとも限りません。
迷惑をかけることを気にするとキリがないです。自分がよいと思う選択をすればよいと思います。育休=迷惑という風潮も好きではないです。尊い命を生んで育てることが迷惑でしょうか?
むしろ、社会貢献だと思うのです。忙しすぎて心の余裕がない社会では仕方のない面もありますが・・・。
どんな選択をしても、批判する人は一定数いるので、それなら自分が幸せな選択をすればよいのです。
「大切でない人との人間関係はどうでもいい」「自分が自分の1番の協力者」という精神でほしこは生きております。
最後に 〜頑張るママナースへ〜
子育てと仕事の両立に悩むお母さんはたくさんいます。
むしろ、悩んでない人いるのかな?
子どもとの時間も大切、自分の時間もほしい。
できれば自分のやりたい仕事をしたい、でも働き方も限られる。
考えれば考えるほど、何が1番よい方法か分からなくなり、頭がパンクしそうになりました。
自分の理想が見えない時、考えすぎて負のループにハマっている時は、誰かに聞いてもらい、客観的なアドバイスをもらうことで、少しずつ整理できてきます。
自分で考えることはとても大切です。
しかし、時間は有限ですので、悩みすぎている方は、転職サイトを利用し、プロのアドバイザーさんにサクッと相談することをおすすめします。
最終的に、人生の選択をするのは自分しかいません。
そこまでの、思考の整理や情報収集に活用してみてください。
ママナースの人生が、今よりほんの少しでも前進することを応援しています!
\ママナースにおすすめ転職サイト/
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情報収集、相談だけでも大きな前進になると思います
\理想の働き方の見つけ方/
自分の理想が分からない時はこちらを参考にしてください
\ママナースにおすすめの職場/
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