看護師の転職回数が多いと不利?【転職を成功させるポイント】

働き方

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看護師ママ
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結婚、子育てを機に転職を3回したけど、採用されにくいの?

看護師ママ
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何回までの転職なら、不利にならないの?

結婚、出産、子育てを機に、転職をした看護師ママも多いと思います

もしくは、独身時代にキャリアップ、人間関係などの理由で転職をした方もいると思います

一般的に、転職回数が多すぎると採用に不利になると言われています
しかし、「何回以上で転職が多い」という基準は特にありません

・一般的に何回以上で転職経験が多いと判断されるのか
・転職歴が不利になる場合とならない場合
・転職に成功するポイントとは

この記事では、看護師ママが、転職を成功させるポイントを解説します

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看護師の転職回数

日本看護協会調査研究報告による転職経験です

【転職経験の有無】

転職経験なし49.5%
転職経験あり50.5%

【これまでに所属した勤務先数】

1−2か所50.3%
3−4か所34.7%
5−6か所10.9%
7か所以上4.2%
平均職場数3か所

日本看護協会 2021年看護職員実態調査

【年齢別にみた看護師の平均転職回数】

年齢別の平均職場数は以下の通りです

1ー2か所3ー4か所5ー6か所7か所以上平均職場数
20ー29歳82.0%17.0%1.0%1.8
30ー39歳63.5%32.1%3.6%0.7%2.3
40ー49歳47.2%37.9%11.1%3.8%3.0
50ー59歳37.5%37.6%17.4%7.5%3.6
60歳以上43.3%34.0%14.9%7.7%3.8
3.0

日本看護協会 2021年看護職員実態調査

20代では、転職回数0−1回が82%です
30〜40代になると、3−4か所の職場を経験している看護師が32ー37%に増えます
そのため、転職回数が3回でも珍しくはないと言えます

20代では3回以上、30代であれば4回以上、40代であれば5回以上、50代であれば6回以上転職している看護師は、転職経験が多いと判断される可能性があります

看護師の転職理由

ライフステージの変化

30ー40代で転職回数が増えるのは、結婚、出産、子育てを機に、働き方を変える方が多いと言えます

結婚のため引っ越したり、夫の転勤、子育てをしながら同じ働き方を続けるのは難しいと感じた場合など、ライフイベントに合わせて転職する看護師は多いです

ほしこ
ほしこ

ほしこの病院でも、子育てを機に働き方を変える看護師ママはたくさんいます!

心身ともに負担が大きい

新卒で就職する際に、教育制度が充実していたり、多くの経験が積める大学病院、県立病院など大きな病院を選択する人が多いです

そのため、病棟勤務であれば、どうしても「夜勤、残業、不規則な勤務」となります

20代の頃は、不規則な勤務に体力もついていきましが、30代、40代となり、年々不規則な勤務が辛く感じてしまいます

また、子育てが始まると、不規則な勤務と子育ての両立は心身の負担が非常に大きいです

精神的にも体力的にも限界を感じ、転職を検討する看護師ママが多いです

人間関係に疲れた

看護師の職場は、圧倒的に女性が多い職場です
女性特有の人間関係の面倒くささがあったり、お局看護師によるパワハラを誰も止めれない職場もあります

ただでさえ、命に関わる仕事であり責任やストレスが大きい看護師です

その上、お局看護師にまでストレスを感じていたら、無駄に疲弊してしまいます

そのような職場では、仕事のやる気も上がらず、ただただストレスだけが増えてしまいます

正直、人間関係の良し悪しは、職場により差が大きいと感じます
ただ、人間関係良好な職場は必ずあります
置かれた場所で咲くことも必要ですが、ほしこは、咲く場所を選ぶことの方が大切だと思っています

キャリアアップ

看護師として経験を積んでいくと、自分のやりたいこと、自分に向いていること、自分に合う働き方が次第に見えてくると思います

「こうゆうことにチャレンジしたい」「こんな働き方がしたい」と思った時に、今の職場では難しい場合もあります

その様な時は、自分のしたい看護ができる場所、自分のしたい働き方ができる場所へ転職を検討する看護師ママが多いです

転職回数が多いと不利?

20代では3回以上
30代であれば4回以上
40代であれば5回以上
50代であれば6回以上
転職している看護師は、転職経験が多いと判断される可能性があります

転職回数が多いという印象は転職に不利になるのでしょうか?

一般的に転職回数が多いと、
「すぐに辞めるのでは?」
「技術が身につく前に転職して、スキルが上がっていないのでは?」
「周りとの協調性がないのでは?」
「仕事への責任感が足りないのでは?」
と言う印象を持たれてしまします

ただ、もっと大事なのは、転職回数よりも転職理由や勤務年数、その人の魅力、志望動機です

転職理由を明確に伝える

転職回数よりも、実際には転職理由の方が重要です

例えば、転職した理由が
「結婚・出産などライフイベント」
「夫の転勤に伴う引越し」
「子育てと仕事を両立し、看護師を続けるため」
「経験したい分野があった」
という様な前向きな理由であれば、転職回数は不利にはなりません

問題を起こした、何となく辞めたと言う完全な自己都合の場合は、悪い印象にとられます

しかし、転職理由に正当性があり、人生のキャリアを考慮した理由であれば、不利にはなりません

3年以上の連続勤務歴がある

転職回数が多いと判断された場合、「採用してもすぐに辞めるのでは?」「技術が身についてないのでは?」と言う見方をされる可能性があります

しかし、同じ職場で3年以上の勤務経験があれば、長期的に勤務ができそう、一通りの技術は経験していそうと捉えやすくなります

直近の勤続年数が長ければ、特に不利にはなりにくいです
3−5年の連続勤務年数があれば、さほど気にされない場合も多いです

キャリアプランがある

転職回数が多くても、キャリアプランをしっかり持っていれば、不利にはなりにくいです

スキルアップのための転職であれば、しっかりと理由を伝えれば、印象が良くなります

そのためにも、自己都合な自分勝手な転職だと思われないように、自分のキャリアプランをしっかりアピールしましょう


「嫌なことがあったら、すぐに辞める人では?」と思われないように、自分の転職理由とキャリアプランを明確に伝えましょう

「〇〇の分野を経験したかったので、転職しました。その結果、〇〇の経験を積み、知識を得ることができました」
「〇〇の技術を身に付けられる職場を探し、転職しました。その結果、〇〇の症例を多く経験し、技術を得ることができました」

スキルアップのための転職であったと、転職した理由を伝えましょう
そしてその結果、どのような経験ができ、どのような知識・技術を身に付けたのか伝えましょう

転職で得られた経験があることを伝え、スキルアップできたことを伝えると、ポジティブな印象となりやすいです

家庭の事情は正直に伝える

結婚、出産、子育てによる転職、パートナーの転勤による転職など、やむを得ない事情と判断される場合が多く、不利にならない可能性が高いです

そのため、家庭の事情による転職であったと正直に説明しても、理解を得やすいです

「子育て中に家族の協力が得にくく、働き方を変えるために転職しました。子育てをしながらも、看護師の仕事を続けたい気持ちが強いです。そのために、子育てと看護師の両立できる職場に転職し、キャリを積んでいます。」

と、看護師を続けることに前向きであることを伝えれば、好印象になります

転職に成功するポイント

看護師不足の現状であり、転職しやすい職種と言えます
しかし、短期間の転職を繰り返す看護師は、採用されにくいのも事実です

「またすぐに辞めるのでは?」
「どこも経験が短く、スキルが身についてないのでは?」
「周囲とうまく協力できず、トラブルが起きやすいのでは?」
「仕事への責任感がないのでは?」と、疑われる可能性もあります

採用側は、時間やお金をかけて採用をしています
また、その後も採用した看護師を育てるのに、時間もマンパワーも必要です

そのため、長く勤めてくれる人を採用したい気持ちは当然と言えます

自分に合う働き方を見つける

まずは、自己分析を行い、
「何が問題で転職したいのか」
「その問題を解決するための希望条件は何か?」

自分の希望を明確にしてみましょう

何となく求人探しを始めると、高給与求人に流されやすく、いざ働いてみると、自分に合わない働き方で後悔する原因になります

特に、看護師ママは、子育てと仕事を両立するために、希望する条件も多くなります

働く上での、自分の優先事項は何かをはっきりさせてから、求人を探しましょう

【自己分析の方法はこちらを参考に】

転職のプロに相談する

自分1人で、自分に合う働き方や希望条件をじっくり考えてみたり、自分の魅力は何か、どのようにアピールすればいいのかを考えることは大切です

しかし、1人で考えていると、行き詰まってしまうことも多いです

そのような時は、たくさんの看護師の転職をサポートしてきたキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです

ほしこ
ほしこ

ほしこは、子育てしながらの不規則な勤務に息詰まり、転職サイトを利用したよ!

希望条件に合う職場はどこか、今までの経験を生かせる職場はどこか、子育てと仕事の両立がしやすい職場、看護師ママでも働きやすい職場はどこかなど、相談に乗ってくれました

自分1人で悩んでいると見えないこともありますが、プロの視点からアドバイスをもらえます

希望条件がはっきりしない場合にも、ヒアリングを通して、希望条件を引き出してくれたり、適正を生かして働ける求人を提案してくれます

看護師ママにとって重要な人間関係、福利厚生といった情報も教えてもらうことができます

「ブランクがあって心配」
「子育てと仕事の両立が不安」

と言う看護師ママも、フォローしてもらえるので、自分1人で転職活動を進めるよりも、内定の可能性がアップします

求人探しだけではなく、転職活動全てをフォローしてもらえます

・自分では言いづらい条件交渉も代行してくれます
・履歴書の書き方、面接対応、入職後のフォローまでサポートしてくれます

希望が多い看護師ママこそ、職場選びが大切です

働く職場が違うだけで、働きやすさが全く違うからです

看護師ママが多くいる職場、人間関係が良い職場は必ずあります

今の働き方に不安がある方は、まずは相談だけでも大丈夫です

ほしこ
ほしこ

ほしこも、最初は相談だけして、情報収集のために利用したよ!

看護師ママが、自分に合う働き方で、子育てと仕事を両立できることを応援しています!

【看護師ママにおすすめ】

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