子育てをしながら病棟看護師をするメリット・デメリット【3選】

働き方
・子育てをしながら病棟で働くのは大変?
・転職したいけど、病棟勤務はどんな感じ?

大学病院や一般病院など、大きな病院へ転職を検討している方も多いと思います。

大きな病院で正規職員で働く場合、多くが病棟勤務になります。
外来にも正規職員はいますが、夜勤がないため、パートの割合が高くなります。

病棟には入院が必要な患者さんがいるので、外来よりも重症度は高いです。
また、夜勤があるため、不規則な勤務です。
主にこのような理由から、病棟勤務はハードルが高く感じるのではないでしょうか。

外来と病棟の大きな違いは?

 

外来は、通院患者さんのケアをします。主な業務は、医師の診察介助、医師の指示があればバイタルサインの測定や採血をします。また、家での生活が安心して送れるように、自己管理ができるように指導をします。

病棟は、入院が必要な患者さんのケアをします。バイタルサインの測定、清潔ケア、投薬、自立度に応じて体位変換や生活介助などをします。外来に比べ、患者さんの近くで看護を行います。より重症度の高い患者さんへの処置やケアが求められます。

600床の総合病院で、子育てをしながら病棟勤務をしたほしこの感想です。

病棟看護師のメリット・デメリットを紹介します。

結論を言うと、メリットとデメリットは表裏一体です。
自分にとっては、メリットなのかデメリットなのかを考えてみてほしいです。
この記事を参考にして、病棟看護師という選択肢が自分に合うか検討してみてください。

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病棟看護師のメリット

この記事では、【病棟看護師 ▶︎ 大きな病院、正規職員】を想定しています。

福利厚生が充実

大きい病院であれば、公務員かそれに準ずる待遇が期待できます。
有休は、病院によって取得率の差が大きいので、転職の際は要確認です!

①育児休業給付金、扶養手当の充実
これから妊娠・出産を考えている方は、産休・育休の制度も整っており利用しやすいです。
元の給料が高めなので、育休手当(育児休業給付金)も高めになり、安心です。

育児休業給付金は、1歳の誕生日の前日まで支給されます。
保育園事情にもよりますが、経済的には、1歳の誕生日まで安心して育休が取得できます。

扶養手当の額も高いことが多いです。

参考までに、ほしこの病院の扶養手当は子ども1人につき1万/月です。
一般的な相場は3000〜5000円/月と言われています。
法的な制限を受けないため、職場によって差があります。

②保育園の充実
育休を終えて仕事復帰する際も、病院に保育園が併設されている病院もあります。
病院内保育園では、保護者が医療従事者であり、勤務体制を理解してくれているので柔軟に対応してくれます。

ほしこの病院内保育所では、延長保育を含め20時まで開園。
夜間・休日保育・年末年始も対応しており、認可保育園よりもかなり融通が効きます。

③勤務体制の充実
子育てをしながらの働きやすさの面では、時短勤務も整っており、利用しやすいです。
保育園のお迎えがあるので、1時間早く帰れることで、ゆとりができます!

また、子どもの急な発熱による休みも、クリニックなどに比べ全体の看護師数が多いので、みんなのフォローがあり、休みをもらえます。
有給になるので、給料も保障された上で、休みがもらえて安心です。

発熱時に有給なのはありがたいです。しかし、発熱時以外の有給は全く取れず、残った有給が毎年消えて行きました。転職の際は、有給消化率もチェックです!

給料が高い

病棟看護師は夜勤があります。
夜勤手当の平均はこちらになります。

例えば、二交代勤務で月4回夜勤があれば、5〜6万円がプラスになります。
病棟看護師の給料が高いのは、夜勤手当が大きいです。

子育てをしながら夜勤をするメリット・デメリットは、こちらを参考にしてください。

 

キャリアを磨く

入院患者さんのケアをするので、重症度の差はあれど、入院が必要であるレベルの看護をすることで、知識を学ぶ必要があります。

採血、点滴、投薬などの処置も多いので、一通りの技術も身につきます。
複数の患者さんを担当し、自分で優先順位を考えながらケアするので、判断力も磨かれます。

外来に比べ、患者さんと接する時間も長くなるので、やりがいも増えると思います。

大学病院や一般の病院には、様々な科があり、数年ごとに異動があります。
そのため、多くの科の経験を積むことができます。

多くの経験をする中で、自分の得意な分野、目指したい看護師像、自分に合う働き方が見えてくる可能性も高く、次のキャリアにつながっていきます。

病棟看護師のデメリット

不規則な生活

夜勤があるため、体の負担が大きいです。
これが1番大きなデメリットで間違いないです。
不規則な生活は、自律神経やホルモンバランスの乱れの原因となり、体調を崩しやすくなります。

子育てをしながらの不規則な生活となると、尚更睡眠時間の確保が難しくなります。

病棟看護師のメリットとデメリットは表裏一体です。
不規則な生活の代償として、夜勤手当があり給料が高くなると言うメリットがあります。
子育てとの両立や自分の体調を見ながら、「週1だけ夜勤」など、希望が通る病院だと自分に合う働き方を見つけやすいです。

予測できない残業

病棟では、急な入院や容態の変化への対応が珍しくはないです。
予測できない事態ですので、急な残業になることもあります。

保育園のお迎えの時間に間に合わない場合、延長保育の利用やお迎えを代わってもらう連絡が必要になります。

メリットで挙げましたが、大きな病院では、短時間勤務の制度が整っており、利用しやすいです。
短時間勤務を利用し早く帰れる一方、日によっては予測できない残業の可能性もあります。

残業は、病院によって差が大きいです。
転職の際は、短時間勤務の制度の有無はもちろん、実際の利用状況もしっかり聞いてください。
制度はあるけど、残業続きで早く帰れないと意味がないです。

ママナースは、保育園のお迎え、ご飯、お風呂、寝かしつけ、諸々の家事という大仕事があります。
そのため、とにかく早く帰りたいのです!

子育てと仕事の両立という偉業をしております。

 

心身ともにストレス

大学病院や一般病院の病棟には、比較的重症度が高く、医療が必要な患者さんが入院しています。
命に関わる現場で、ミスがないように緊張感を持って働くことは、精神的ストレスです。
また、人員不足な現状もあり、業務が多忙であることも珍しくありません。

不規則な生活と忙しい環境が相まって、心身ともにストレスとなります。

ここでも、メリット・デメリットは表裏一体です。
命に関わる現場であるからこそ、知識・技術を磨きます。
そこで学んだ多くの経験がキャリアにつながるというメリットもあります。

病棟看護師のまとめ

病棟看護師のメリット・デメリットは表裏一体です。

例えば、夜勤をみてもメリットでもあり、デメリットでもあります。
自分にとって、どちらの要素が強いのかを考えてみる必要があります。

勤務体制と体調管理のバランス
夜勤と給料のバランス
学びとストレスのバランス

自分にとって、ちょうどいいバランスをとりながら働くことが大切です。

例えば、夜勤回数が多すぎて、夜勤手当は高額だけど、体調不良です・・・。
これは、バランスの良い働き方ではないです。

自分が心地よい働き方、働く場所に身を置くことが何よりも大切です。
自分に適した場所を見つけてください!

 

【理想の働き方】を見つける方法はこちらを参考にしてください。

\自分の理想と向き合うために!

\ママナースにこそおすすめ!/

\まずは自分の理想を明確にしたい方へ/





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